有限会社協和整美では、高速道路上での路肩規制や車線規制、集中工事における保安業務を行っております。
一般の車両が時速100kmの速度で走っている高速道路では、安全性を確保する為にNEXCO中日本(中日本高速道路株式会社)が定めた規則を遵守し、
適切かつ迅速に作業することが必要になります。
それは一般道路を時速40kmほどで走る車両の速度との実質的および体感的な違いを考慮した規則ですが、
有限会社協和整美では常に高速道路上で業務を行っていることでその違いを熟知しており、
その経験値の高さが作業の安全性をさらに高めています。
路肩規制とは、高速道路の路肩部分を規制資器材(矢印板やコーン等)で仕切って規制を行うことです。
通常、2tトラック1台に規制資器材を積載して運用し、この2tトラックを標識車と呼びます。規制資器材は、NEXCO中日本からの借用品と自社品を使用しています。
車線規制とは、高速道路の一般車が走行する車線を規制資器材(矢印板やコーン等)で仕切って規制を行うことで、規制を行う場所によって、3種類の規制があります。
車線規制では規制の距離が長くなり規制を示す標識の本数も多くなるため、通常は2tトラックを3台使用します。平行部のコーンの数量が多くなるので1台はコーン設置用の専用車となり、1台は路肩規制と同じく標識車になります。残りの1台は標識を積載する専用車です。規制資器材は、NEXCO中日本からの借用品と自社品を使用します。
車線規制は一般車が走行する車線で規制を掛けるため、交通渋滞が発生しやすくなります。したがって、規制を行っていることや渋滞が発生していることを一般車に案内する後尾警戒車を路肩に配置します。この後尾警戒車業務が、車線規制では必ず付随してきます。
集中工事とは、NEXCO中日本が行う大規模な工事体制のことです。本来は一つの規制で一つの工事を行いますが、集中工事では大きな(長い)規制の中で複数の工事を同時に行ってしまう工事体制になります。
このように複数の工事を一定期間に集中的に行うことで、日々発生する規制箇所を減らすことができ、規制によって発生する渋滞の回数を抑えることができます。
集中工事では一つの規制の長さが数10kmにもおよび、その規制が数か所で実施されます。また、工事の多くは昼夜間で連続して行われ、作業員・警備員も24時間体制になります。
大規模な工事体制であることから、警備についても普段からの高速道路上での業務の経験が必要になってきます。